学校掃除は誰の為か
どうも、理不尽大嫌いなダービーです。
基本納得いかないと気になってしゃーない性格なもんですから、理不尽なことなんか特に嫌いというわけです。で、人生最初にぶつかる理不尽の壁って、学校ですよね。そう感じない人も大勢いるだろうけど。
あそこは理不尽の宝庫だと個人的には思っています。少し前にはこんな記事も書きましたし。
で、今回注目するのは学校掃除についてです。特に職員室の。
一般的に日本では生徒達の手で掃除が行われています。そして、そのような仕組みを取っている国はかなり少数派なんだとか。まあ、アメリカなんかは掃除専門の人を雇って、その人にやってもらってるというのはどこかで聞いたことある人も多いでしょう。
しかも、その日本の学校掃除の在り方は海外で認められたりもしているらしい。では、その日本流学校掃除のメリットを一度おさらいしてみましょう。
学校における掃除時間のメリット
・自分達の使う場所を自分達の手できれいにすることで、清潔にする習慣を形成
・生活空間が清潔になることで健康的に過ごせる
・複数人で掃除することで協調性が身につく
等が挙げられています。これらに特に反論はありません。全部納得できます。これを踏まえた上で、職員室を掃除することの意味を考えたいと思います。
結論から言うと、僕はあれいらないと思っています。その理由がこちら。
職員室清掃を要らないと思う理由
1. 清潔にする習慣なら、教室掃除などで十分身につく
2. 職員室の清潔度合いが直接生徒の健康面に影響するとは思えない
この２つです。よく先生は
「君たちの使った場所を君たち自身でキレイにすることに意味がある」
「教室がキレイになることは君たちの為になる（健康面で）」
と言いがちです。僕もこの類は耳が腐るほど聴きました。でも、これらの主張をしきりに推すのであれば、絶対に職員室は職員で掃除すべきでしょ。だって職員室は先生方が使う場所だから。
確かに全く関係無いかと言われればそうではないですし、普段お世話になってる先生が使う空間なんだからとかいう主張もあるかと思いますが、そんなの屁理屈に過ぎません。
あれだけ散々「自分達の場所は自分達の手で～」とか言っていたのに、自分らで使ってる職員室は生徒に任せちゃうあたり、納得いきません。当時から。
健康面からみても、職員室を掃除することで得られるのは教師の健康だけ。当時からひねくれてた僕は、教室清掃という時間を利用して自分らの空間も掃除してもらっちゃってるようにしか感じませんでした。申し訳ないけど。
あと余談ですが、職員室入ったことある人なら分かると思うんですけど、先生方の机の上って汚くないですか？その事実を批判するわけではないですが、何度も言うように
「自分達の使う場所を清潔に保つ習慣を作る」
という目的で生徒に掃除をさせている以上、まず教師が出来てないとおやおや？って思っちゃいますよ、そりゃ。この矛盾が気になって気になって、もう夜しか眠れません。
この気持ちを押し殺すべく、僕は考え方を変えて掃除をしていました。「んもう、先生たらこんなに汚して。掃除してやるよ」と。ちょっと上から目線で嫌な奴だし、こんな人が自分の生徒だったとしたら最悪だと自分でも思うけどね。
どなたか職員室掃除の必要性を納得いく理由つきで教えて頂けませんか～‥って程のひねくれ人間ですが、今後ともよろしくお願いします。
