「断る力」をつけるために最も必要なこととは何か?
どうも、飲み会不参加率80%のダービーです。
日本人は、よく「自分がない」「自己主張が弱い」「流されやすい」人が多いと言われます。
実際、僕の周りの友達も、予定が空いていれば飲み会・遊びにはほぼ確実に参加しています。一度は「え~、遠慮しとく~」と言っていた人も、最後には結局参加。
よく、嫌われたらどうしよう‥‥という考えが原因で断りきれないのでは?という話は聞きますよね。しかし、果たして本当にそうでしょうか?
今回は、「断る」ために嫌われる勇気より必要なことというテーマで、体験談をもとに持論を展開していきます。
断る力をつけるために必要なこと
はい、時間を取らせるのも申し訳ないので、さっそく結論です。
ズバリ、目的をしっかり持つことです。
目的とは、目標・すべきことなどをひっくるめてここでは表現しています。
つまり、断らざるを得ない理由をハッキリさせよう、ということです。
やるべきことが満載で大きな夢もあり、そこに向けて必死に努力している人は、対して重要でもない飲み会になんて参加しません。即お断りです。
例を挙げます。
要は、「それ、今じゃねぇ!」と感じると、人は即座に断れるということです。
優先順位がしっかり決まっていれば、断る・断らないでわざわざ悩まないのです。まして、嫌われるかなんてどうでもよくなります。
では逆に、どんな人が誘いに乗りやすいのか?
毎日テレビをだらだら見て、特にやることもなくスマホをいじるヒマな人です。
皆さんの周りにも1人はいるはずです。「家にいてもやることないよね~」という人。
特にやることもなく暇を持て余しているからこそ、「断らない」という選択肢がチラつくのです。
嫌われる勇気を持つ方が難しい
他人から嫌われる勇気を持つことは、非常に難しいことです。
日本は特に、協調性を重んじる人が多いことから、周りからどう思われるかを気にする人が多いと考えられます。
加えて、HSPである僕のように、他人の気持ちを敏感にキャッチする人も一定数います。断ると相手が不快な気持ちになるのが手に取るように分かるので、YESと言った方が楽と感じる人も多いでしょう。
「嫌われたっていい!」と口ではいくらでも言えますが、実際ノーダメージまで持っていくのは至難の業です。
であるならば、断るのに勇気すら出す必要がない方法のほうが、ハードルはグンと下がります。
僕も断れない人だった
こんなことを言っている僕も、元々全く断れない人間でした。
大学2年までは、誘われれば多少行きたくなくてもYESと返事していました。
そもそもあんまり好きじゃない友人と常に行動を共にしていたことから、ある日我慢の限界がきて関係を完全に絶ちました。
大学生活の後半は、完全に1人行動をマスターしていたため、ストレスフリーに。
1人の時間を過ごすと、やりたいこと・興味があることがだんだん浮かんできて、読書やゲーム・ブログなどで充実した毎日となりました。
友達がゼロになったわけではなかったので、度々飲み会にも誘われましたが、優先順位が低いな、と感じた場合は容赦なく「行かない」と断っていました。
そこに「嫌われないかな‥‥」という不安は一切ありません。自分にとってもっと大事なことがあったからです。
まとめ
今回は、「断る力」をつけるために一番大切なことをテーマに考えました。
嫌われる勇気をもつより、断らざるを得ない理由を見つける方が簡単だと僕は思います。
第一、勇気をもって断ったところで、その浮いた時間で何をするか決まっていなかったら、断るメリットは時間とお金の節約のみです。
その時間をどう使うかまで考えられる、という点でも、明確な目的をもつことが最善策ではないかな、と僕は考えます。