「色」に関するおかしな校則
今週のお題「私の好きな色」という文字を目にして、あることを思い出しました。校則ってやけに厳しかったよなーと。お題とは関係無いけど。特に色に関する校則。身につけるものでこの色はダメ、あの色もダメみたいに。
あれは確か僕が中学生の頃。僕の中学では意味わかんない校則がいくつかありました。その一つが、
金・銀・蛍光色、それに準ずる色の物を身につけるの禁止
というものでした。正式に言えば校則ではなく細則ですが。この校則の狙いは僕でもおおよそ見当がつきます。おそらく、不良生徒なんかがよく身につけがちな派手な色を規制することで、不良生徒そのものの抑制につなげよう等という魂胆でしょう。
よく考えると、「色」という目に見える部分を規制したところで根本的解決にはなりそうもありません。まして、僕の通っていた中学にはそもそも不良のふの字も居ません。何のための校則なんだろう、と疑問に思ったのを今でも覚えています。これが僕の疑問点その1。
そしてこの校則問題はこれで終わりませんでした。約1年後、生徒会によってこの校則が一部改正されたんです。他のビミョーな校則も削除されたりしていたので、てっきりこの校則も無くなるんだなと思い込んでいました。しかし蓋を開けてみるとどうでしょう。
金・銀・蛍光色の物を身につけるの禁止
らしいです。無くなるんじゃなくてちょっと短くしただけじゃん。それに加えて最大のツッコミポイントが、生徒会の改正理由。これが疑問点その2。
「これまでの校則ではたくさんの色を規制してきたが、それでは生徒が何が良くて何がダメか混乱する。明記しなくても生徒自身で判断出来る色は省くことにした。」
ん??僕の頭の中では大量のはてなマークがパリピの如く暴れ回っていました。だって金とか銀の方こそ誰もが判断出来るから明記不要じゃん。むしろ今まで書かれていた「準ずる色」に含まれていた、真っ赤や真っ黄色、どピンクの方こそ線引きが曖昧です。これらは判断出来て、金や銀が判断出来ない人って居るんですか?逆じゃん、ふつう。この曖昧な部分が理解出来る人には、たぶん金も銀も理解出来るから。こればかりは僕より勉強できる生徒会役員もアホとしか言いようがありません。言い方キツいかもしれませんが。これが
僕としてはそもそもそんな派手な色の服飾好みじゃありませんでしたし、直接関係無いんですけどね。気にしすぎ・考えすぎ且つ人見知りを当時から発揮していた僕としては、気にするだけ気にして誰にも言えなかったので、こうして吐き出せたのは大満足です。それにこの手のツッコミ所のあるルールとか慣習とかある意味大好きですしね。あ、ちなみに僕の好きな色は緑です。