飲み会・忘年会・新年会を角を立てずに上手く断る戦略を考えてみた
どうも、ワイワイガヤガヤが大嫌いな、ダービーです。
今年(2019年)も残すところ約1ヶ月となりました。となれば、必ずやってくるのが、そう、忘年会&新年会です。冬ということで鍋パしよ!ということもあり得ます。
これの何が嫌かというと、いつものメンバーでいつも変わらない話題、なんなら普段の飲み会とほぼ変わらない内容という点です。忘年会という名前がついてるだけで、やってることは何一つ変わらないので、参加する意味を見出せないのです。
僕は現在大学生なので、大学生の忘年会・新年会事情はおおよそ理解はしています(普段ぼっちでも友達はちゃんといるからね)。
1つ確実に言えるのは、大学生に忘年会も新年会も大して必要無いということです。やってもやらなくても変わりません。(社会人事情は知りません)
じゃあ参加しなきゃ良いじゃんって話なんですが、誘いを断ると言い方によっては人間関係に響いたりします。
事実、友人関係の悪化を恐れてなんとなく参加している人も周りにはいます。僕なんかは「断るくらいでギスギスする関係なら要らない」と思っちゃうのですが、全員がそうとは限りません。
つまり、相手を不快にさせないように上手く断るのが難しいということです。相手がどこで不快に感じたり怒ったりするか分かりにくいというわけですね。だから結局泣く泣く参加しちゃう。
そんな問題を解決するべく、今回は、秒で誘いを断れるようになった僕が考える飲み会・忘年会・新年会を上手く断る戦略について触れていこうと思います。
・大勢での飲み会が苦手な人
・上手く断れない人
大きく分けて4つのステップを考えました。
①予想不可能な変化球の返しをする
忘年会編
基本的な戦略は、相手の意表を突く言い訳です。ただ物腰が柔らかいだけだと、結局むこうに言いくるめられますから。半分本音、半分ユーモアくらいで聞いたこともないような言い訳が望ましいでしょう。むこうがその場で返しを考える必要がある状態にもっていきたいところです。
それでは、いくつか例をご紹介していきます。
①こんな素敵な1年忘れたくない
そもそも忘年会とは、その年の嫌なことや苦労を忘れようというのが目的です。
であるならば、「私にとっては忘れたくないほど良い1年だった」というスタンスをとれば、ネガティブ要素ゼロ・誰も傷つけません。
②忘れるほどの苦労していない
すでに述べたように、忘年会とは苦労や嫌なことを忘れるためにあります。
この言い訳のメリットは、「自分はまだまだ」という姿勢から謙虚さが感じられるところです。1つ目と同じく、ネガティブ要素もなければ、行きたくない感も少なめです。
③過去の苦労を忘れるようなことはしたくない
これは少し黄色信号気味でしょう。
ちょっと生意気感が漂っていますもんね。「何を偉そうなことを言ってんだ」とツッコまれる確率が高いでしょう。
ただ、言い訳としてのファーストインパクトは大です。
新年会編
基本的な戦略は忘年会のと同じです。形式上、言い訳として成立しつつユニークさが必要です。冗談っぽさが感じられるものがいいでしょう。
①いつも初心は忘れてないので
新年会の目的は、目標を掲げ新たな気持ちで1年をスタートさせることです。
「初心に返ろう」などと言われがちなのを逆手にとったのが、これ。やっぱりちょっと生意気感は否めませんね。遠回しに参加する人をdisってるように感じられる気もします。
初心に返るのは年の初めだけでは意味無いという点では、ある意味正論なのも癪に障る可能性ありです。
②私、お酒飲むと話全部忘れるので
新年会は、新たな1年の挨拶と目標設定、全体の結束力を高めることなどが目的と言われています。
そんな中、お酒を飲むことで上司・先輩が言った内容を全て忘れてしまうと主張すれば、一応新年会の意義を失わせることが可能になります。形式上は、ね。
ここまで読んで、あなたはたぶんこう思ったことでしょう。
え?そんなんじゃ断れなくね?
ええ、そうです。これだけでは不十分です。これではおそらく懲りずに誘ってくるでしょう。「何馬鹿げたことを言ってんだよ笑」と。
しかし、これはあくまで単なる「ツカミ」です。第一ステップに過ぎません。相手とのコミュニケーションの一種と考えてもいいでしょう。場を和ませられればいいんです。
ですから、忘年会や新年会だけでなく、普段の飲み会なんかにも応用できます。言い訳の内容は各々が自由に考えてみてください。その場合、ユーモアがあるといいでしょう。
②本当の理由をぶつける
第二ステップで、ようやく本当の断る理由をぶつけてみましょう。
大学生なら、「レポートがあって忙しい」や、「バイトが入ってて」など。社会人なら、「子どもの世話があって」とか。
ここで言う「本当の理由」とは、強引に誘いづらい現実味のある理由という意味であり、本当にその予定が入っているかどうかは問題ではありません。バレなければでっち上げた嘘でもいいんです。
この戦略は、完全に個人的な見解ですがドア・イン・ザ・フェイスの逆バージョンだと思っています。
簡単に言うと、ドア・イン・ザ・フェイスとは、大きなお願いをした後に小さなお願いをすると受け入れてもらいやすくなるというもの。セールスなどの交渉術として使われますね。
これに似ていて、小さく拒否した後に大きく拒否することで、それ以上誘いにくいんじゃないかというのが今回の戦略です。最初フランクだったのにその後正式にお断りされたら、僕だったらそれ以上深追いはしないと思います。
③ちょっとイラつきながらもう一度断る
②までやっても、まだ誘ってくる鋼メンタルの持ち主がいた時の切り札です。
こちらがイライラしているのをちらつかせながら、もう一度ハッキリ「行きません」と言いましょう。拒否の強さで言うと、①<②<③という具合です。
①や②の時点ではまだ笑顔ベースが大事です。が、③では真顔。明らかに空気が変わっても構わない、という強い覚悟が大切です。
ちなみに僕は、あまりにもしつこく誘ってくる部活の先輩に対してよくやっていました。そのせいか、めちゃくちゃ仲が良いとかはありませんでした。別にギスギスはしなかったんですけどね。
④笑顔でフォロー
②で無事終わった場合も、③まで進んだ場合も、必ず最後はフォローを入れましょう。
台詞の例としては、
・また今度行きましょう
・是非1対1でいつか行きたいです
など、相手を安心させる言葉であれば何でもいいと思います。
角が立たず、後でごちゃごちゃ言われないためにも必須ではないでしょうか。まあそれでも嫌な奴はあれこれ言ってきますけどね。
僕は、別に何と思われようが気にしない方なので、これまでフォローはしてきませんでした。が、しておいた方がいいでしょう。
最終的なゴール
大勢での飲み会が好きではないし苦手という方の場合、その場だけ断れても意味ありませんよね。同じやりとりを繰り返すことになりますから。
そういった、たまたま予定があるから断りたいのではなく、そもそも大勢での飲み会自体ムリという方の最終的なゴールは、
誘ってもたまーにしか来ないキャラ
として定着することです。
「あいつはそういう奴だから」という認識が広がれば、その後は断るのがめちゃくちゃ簡単になります。「あ、そう?」程度ですんなりと受け入れてくれます。
そのためには、なるべく角を立てずに一定量断り続けるしかありません。この、角を立てずにというのがポイントです。
あまりにしつこい時を除いて、基本はあまり相手に不快感を与えてはいけません。ズバッと断りすぎると、ただの気難しい愛想の無い奴になってしまい、人間関係に支障をきたすでしょう。
あくまで、誘ったらたまーに来るマイペースな奴ポジションを取りましょう。
実際、僕は現在友達の間で、あんまり飲みの誘いに乗らないけどたまに来る奴キャラとして認識されています。理由も特に述べず、「いや、いいや」と言うだけで引き下がってくれます。また、いざたまに顔を出すと、「うわ、珍しいね」と歓迎してくれます。
今回は、飲み会・忘年会・新年会をやんわり断るための戦略について考察していきました。
大勢での飲み会自体苦手という方は、まずはある程度断り続けて、気分でたまに来るキャラを確立させましょう。
以上!