こたつウサギの寝言

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内向的とは?外向的との大きな3つの違い

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突然ですが、人混みや大人数の飲み会が苦手… 休日は一人でゆっくりしたい… なんて思ってる方いませんか?何を隠そう、私もその一人です。

 

実は、これらの原因には「内向性」が大きく関わっていることをご存じでしょうか。その悩み、あなたの内向性が原因かもしれません。ちなみに大抵の人は外向型か内向型、その中間である両向型のいずれかの傾向が強いようです。 

 

私は自分が「超」が付くほどの内向型であることを理解してから、悩みは減り、心が軽くなりました。

 

ということで今回は、内向型とは何なのか、内向的な人の特徴は何かを紹介していきます!

 

 

内向性とは

 

内向的な人と外向的な人の違いは、大きく3つあります。

 

自身の「中」からエネルギーを得る

内向性を持つ人は、自身のイデアや思考感情からエネルギーを得ます。そのため、一人でじっくり物思いに耽ったり読書をする時間を自然と作りやすい傾向があります。あなたも一人で過ごす時間が人より多めではありませんか?

 

また、考えること自体に楽しさを見出すのも内向的の特徴なんだとか。

 

蓄えたエネルギーは外の世界で消費します。どれだけ楽しかったとしても、飲み会なんかから帰ってくるとひどく疲れるのはこういった理由からなんですね。裏を返すと、外向的な人は、人と交流する場のような、外からの刺激からエネルギーを得ることになります。パーティーや飲み会でイキイキしている人は外向性要素が強いと思われます。

 
外からの刺激に弱い

内向的な人は外からの刺激に敏感です。人混み、周りの音といった一つ一つの情報に意識が向けられるので、刺激過剰に陥ります。

 

そのため、人がたくさんいる場所(ショッピングモール・ライブ会場・学校など)に長時間居続けることが息苦しく感じるのは、こういった理由からです。決してあなたが人嫌いだからではないということです。

 

狭く・深く

内向的な人は深さを求める傾向があります。友達には深さや親密さを求めるため、量より質派と言えます。友達の数は少ないけど、本当の友達はめちゃくちゃ仲が良いという関係を作る傾向があります。ですから、友達の数が少なくても問題はないし、何なら必然と言えます。

 

さらに「友達」の基準も高め。端から見たら仲の良い友達だとしても、内向的な人に聞いてみると、「いや、あの人はただの知り合い」みたいなことがよくあったりします。

 

 

対して、外向的な人は広さを好む傾向があります。大勢の友達、たくさんの経験・刺激を求めるので、内向的な人とは正反対で一般的に広く・浅くと言えます。

 

友達の数を増やしたい、色んな人と繋がりを持ちたいという方はまさに外向性が強いものと思われます。

 

 

内向的な人の特徴(簡易自己判断)

以下、内向性を示すより詳しい特徴の一部です。これら全て共感できるという方はかなり内向的である可能性は高いものと思われます。ただ、全て当てはまらなければ内向型ではないとは言い切れません。個人差がありますから。数が少なくても一つ一つの要素が強ければ、十分内向型でしょう。

 

・一人の時間が全く苦痛でない(むしろワクワクする)

・いくら楽しくても外出したら休息が要る

・基本物静か

・発言、行動する前に深く考えてしまう

・パーティー等の大勢いる場が苦手

・複数人より一対一の会話を好む

・電話が苦手

・無表情と言われがち

・文章にするとより思考が表現できる

・家にいると充電される感覚になる

 

これらはほんの一部ですが、自分が内向的かどうかの判断はできるかなと思います。僕の場合、全て当てはまります。超共感できます(笑)。

 

 

世間の「勘違い」

ハッキリ言って内向性について正しく理解している人は少ないと思います。なぜなら、世の中の75%の人が外向的といわれているから。そうではない人(内向型)は一般的に内気・シャイだと判断されてしまいます。

 

でも、内向型と内気・シャイは全くの別物。一部重なる部分が無いとは言えないですが、話すのが嫌いというわけでもないし、自分の意見が全く無いわけでもない。ただ少し思考時間を要するだけ。あなたはどうですか?といざ聞かれたら、意外とちゃんと答えたりするんです。

 

今の社会は社交的で元気いっぱい、明るくて積極的みたいなことが良しとされている傾向が感じられます。確かにぱっと見印象が良いのは事実です。ただ、内向型にも外向型を超える、思考力や観察力・分析力などの強みがあるのもまた事実。

 

世間的に内向性・外向性が正しく認識されれば、お互いの理解が深まり易くなるはずです。そのためにも、まずは自分で自分のことを正しく理解しておきたいものです。また、僕らも外向性を理解してあげなければなりませんね。

 

今回書いた内容は『内向型を強みにする』(マーティ・O・レイニー著)を読んだ上で参考にしています。気になった方はどうぞ。

 

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