こたつウサギの寝言

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「にわか」という言葉、使われ方が違うなと思った件

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どうも、ダービーです。

世間ではよくにわかという言葉が使われています。しかし、この言葉の使い方が間違っていると思ったので、これについて語ろうと思います。

 

そもそも「にわか」ってどういうときに使いますかね?一番メジャーなキングオブにわかと言えるのがそう、にわか雨です。これって一時的に降ってすぐ止む雨のことですよね。ここまでは誰もが共通認識だと思います。

 

ではこれ以外でにわかという言葉が使われるのはどんな時か。それは、アイドルや歌手、スポーツチームの一部のファンを指す時です。俗に言う「にわかファン」とかいうやつです。これ、どういった意味で使ってますか?大して詳しくないファンのことをざっくり指して言ってますよね。これがどうにも納得がいかんのです。

 

何故納得いかないのか。それはやはり言葉の使われ方が違うように感じるからです。ガチのファンが中途半端なファンに対してよくこの言葉使いますよね。でもね、それ、

 

にわかではないから!

 

いいですか?にわか雨のことを考えると、この場合「にわか」とは一瞬だけ熱中してすぐ冷めるファンのことを指すべきです。それなのに、にわかファンだと言ってくる連中は現在進行形で熱中しているファンのこともにわかと表現するんです。おかしいでしょ。その人もその後ガチのファンになるかも知れないのに。それでいくと、世の中ほとんどの人がにわかに該当します。はじめっからファンという人の方がどこにおいても少ないんですから。

 

言うのであれば、その人が熱中し終わって完全に熱か冷めてから。ハマっている段階ではにわかとは言い切れないんですよ。たとえ知識浅いくせに熱く語っていたとしても。その後立派なファンに成長し、同じレベルでの会話が出来る同志となる可能性はゼロではありませんし。それなのに知識の浅い新参者に対し、にわかだと馬鹿にする人がいるのは何故なんでしょう?その理由を分からないなりに考えてみました。

 

まず考えられるのは、自分の熱中しているものに対する敬意が感じられないといったところでしょうか。上手く言葉で言い表すのが難しいですが。僕は特に何のオタクでもないのでよく分からないですが、自分の敬愛するもの・テリトリーに土足でずかずか踏み込んできたと感じ、そこに不快感を感じているのかなと個人的に思いました。

 

だって普通なら、自分の大好きなものを他の人も好きになり始めている状況は嬉しいはずじゃないですか。それを良く思わないといったら理由は限られてくるかと。

 

もう一つ考えられるのが、ただマウント取りたいだけという説。俺の方が詳しいんだぜ、というただそれだけのことでも誇らしげな顔する人いますよね。ですから、ほんとにただ詳しくない人を小馬鹿にしたいだけというのも考えられるなと僕は思いました。

 

 

いずれにせよ、本来の意味ではない使い方について個人的には気になります。そこに否定的感情が乗っているなら尚更。

 

こんなこと言ってるけど自分の言葉の使い方も間違ってたらどうしよう。それこそブーメランだし笑いものだな。あ、そもそも見てくれる人少ないからいいか。うん、そういうことにしよう。

 

 

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