小洒落た店アレルギー
僕、小洒落たレストランダメかもしれない。決してそれらを否定するわけではなく。
先日機会があり、友人に誘われてそういう洒落たレストランに入りました。洒落てると言っても特別値段が高いとか敷居高めとかじゃありません。あくまで「小洒落た」。
僕が苦手意識を感じた点は大きく分けて3つあります。
メニューの見づらさ
小洒落た店ってメニューに凝ってますよね。それだけ細部にまで力を入れている証拠ではあるんですけど、田舎者の僕には見づらくてたまりません。どこからどこまでが料理の名前なの?やこれ注文する時になんて言えば良いんだ?みたいなのだったり、華やかなデザインに埋もれて値段が分からなかったり。
こちとら特にお金持ちでも無いごく普通の大学生です。値段なんか真っ先に見ますし、なんなら値段基準で選ぶことも。
料理名にしたって、基本に忠実且つ完璧主義的な僕は、注文の際書いてあるまんま読むわけ。そうなった時やはり小洒落た店の料理名は言いにくいことこの上なし。「春野菜の~」とか「~風味」とかまさにって感じ。僕的にはすき家やびっくりドンキーくらいのメニューが丁度いいのかもしれません。見やすさという点では。
基本ボタンが無い
小洒落た店にはかなりの確率で店員さんを呼ぶボタンが無い。僕は何度も言うように気ィ使いすぎ人間です。さらに言うと声も小さめ(自分では思ってない)。聞こえる大きさ以上、周りの迷惑にならない大きさ以下のボリュームで呼ぶのは僕からしたら至難の業というわけです。となるとあのボタンは偉大。声出さなくて済むし、店員さんに気づいてもらえる確率は地声よりかなり高め。
店員による料理の説明
個人的にはこれが一番困る要素です。注文した料理を運んできた店員さんによる料理の説明が始まってしまうのです。「こちらは十勝産を使用していまして‥」や「こちらはペペロンチーノ風味になっていて‥」とか。もちろんやらない店もあるでしょう。でもどちらかというと洒落た店の方がしがちです。チェーン店ではまずあり得ません。すき家の店員が急にこちらのチーズ牛丼に使われているチーズはどこ産で‥‥とか言ってきたら、いくらチェーンといえど行く気を失います。
なによりあれを聴いている時間が苦痛です。料理を目の前に出されたのに食べられないなんて。一刻も早く食べたい僕からしたら、餌を前にして「待て!」と言われた犬のような気持ちです。基本「ほー」とか「へー」とかでやり過ごせるので相槌そのものにはさほど困りません。
まとめ
苦手な点はこの3つだけということではありません。他にも挙げるとするならば、自分達で注いでくれ用の水入りビンの蓋の開け方が難しかったりとか。小さすぎるorインパクト弱すぎるという理由であえて3つに絞ってあります。
それだけ苦手であることが自覚できたわけですが、もう僕も大人。立派なとまでは言いませんが成人してるし、苦手なものを克服しなきゃいけませんな。まあ、進んでまでは行かないけど。