バイキンマンはなぜ悪さをするのか
どうも、ダービーです。
正月休みとは何ともヒマなもので、大昔に録画して取ってあった「アンパンマン」のアニメを見てみました。
懐かしのビデオテープに約50話近く残っており、ビデオデッキもギリギリ生きているということで見たのですが、何とも感慨深いものがありますね。
今のキャラは知りませんが、昔のキャラなら余裕で300人以上分かるほどのアンパンマンガチ勢だったので、出てくるキャラが皆懐かしい。
しかもよく考えてみると、バイキンマンがフリーザで、ドキンちゃんがブルマで、チーズとカバオくんがビルスという、豪華なメンバーであることを再確認しました。
そんなことは置いおいて。本題です。
今見てみると気になる点が1つありました。それは、バイキンマンはなぜ悪さをするのか?ということです。
そこで今回は、バイキンマンがなぜ悪さをするのかについて勝手に考察していきます。テーマがテーマですから、気軽にご覧下さい。お察しのとおり、お遊びです。
「悪さ」をするのは非効率的
まず最初に引っかかるのは、アンパンマンの世界で悪さをすることの非効率さです。
アンパンマンの世界では、ビックリするくらい良い人ばかりです。損得を気にせず、食べ物や楽しみをシェアハピする人がいっぱいいます。ジャムおじさんなんか、パン工場の売り上げなどこれっぽっちも気にせず、ジャンジャン町の人にパンを配っています。(お金の概念がないかもしれないけど)
つまり、悪さなどせず、ただ「良い人」でいるだけでその恩恵をたっぷり受けられる世界なのです。万人がお節介おばさんな世界なのです。
そんな世界にいながら、わざわざ盗みやいたずらを企てるバイキンマンの行動は、まさに意味不明です。まして、アンパンマンという勝率90%越えの強敵が存在するんですから、ハイリスクノーリターンと言えるでしょう。
考えられる理由
①バイキンマン、超あまのじゃく説
悪さなどしなくても快適に生きられるはずの世界で、わざわざ悪さをする1つの可能性として、あまのじゃく説が考えられます。
基本的にみんな良い人で仲良しな人が多い中、「俺様は皆とは違う!みんなで仲良しこよしなんてごめんだ!」という理由から、一人トガっていることが考えられます。
ただ、こんな小さな理由で悪さを働くとは考えにくいとも思われます。トガることによって得られる満足感に対し、アンパンチと町民からの冷たい目というマイナス面がデカすぎます。可能性としては低いでしょう。
②バイキンマン、コミュニケーション下手説
あなたの周りにもいませんでしたか?コミュニケーションを取りたいのに、アプローチの仕方が下手な人が。分かりやすいところで言うと、好きな人にちょっかいを出す男子小学生とか。
本当はみんなと仲良くしたいけど、近づき方が分からないがために悪さをしてみんなの気を引いている可能性が考えられます。
これなら、度重なる悪行の理由も説明がつきます。
③バイキンマン、自己顕示欲欠乏説
以前、下の記事↓でも触れたように、生理欲求や承認欲求は欠乏動機に分類されます。
要は、「足りないもの」を補いたいという欲求です。そして、自己顕示欲は承認欲求の一部であるので、「もっと自分を見て!」という気持ちに飢えている状態と言えます。
良い人ばかりの世界で悪さをすれば、間違いなく目立ちます。自分に注目して欲しいという気持ちを満たすにはもってこいでしょう。
単に食べ物が欲しいなどではなく、より高次の欲求を満たすという規模の大きな目的があるからこそ、非効率と思われる行動を取るのではないか、とも考えられます。
まとめ
今回は、バイキンマンがなぜ悪さをするのかについて考察しました。
こんだけ色々考えてみましたが、おそらく全て外れです。ただただ、アンパンマンという正義のヒーローを際立たせるための悪役を担っているにすぎないと思われます。
でも、だとしたらもっと悪役っぽくしてもいい気がしますね。真の悪にはほど遠いですから。フリーザくらいまでいかないと。
あ、それだと子どもは見ないか。ひねくれた大人は黙ってます、はい。