こたつウサギの寝言

思ったこと・感じたことをつらつらと

TVに見られる食レポに抱く違和感

どうも、ダービーです。

 

前から薄々感じていたことが1つあります。それは、TVの食レポ胡散臭くね?ということです。

 

食レポっておそらく視聴者にも分かりやすいように、そして行きたい!と思わせるためにやっていますよね。その意図は分かります。

 

ただ、手に負えないほどのひねくれ者である僕からしたら、食レポが細かく・表現が豊かになればなるほど不信感を抱いてしまいます。ええ、そうです。ただの僕個人の受け止め方です。ですから、異論はもちろん認めます。

 

食レポでは、何かしら料理を食べたら毎回必ずタレントが気の利いた一言を言っていますが、僕にとっては「美味しい!」だけの方が断然おいしさが伝わります。だって、それが最初に出るはずであろう感情だから。

 

例を挙げるとより分かりやすいかと思います。例えば、恋愛において「君は誰に対しても優しくて、頭もいいのにそれでいてとても謙虚で、且つ自分というものをしっかり持っているから好きです」と告白されるより、「好きです!」の方が相手に自分の感情という部分では伝わりやすいと思います。

 

理由がハッキリしていて良いとも思えるのですが、本当に心の底から好きである時にわざわざ理由から言うなんて回りくどいことしなくないですか?僕だけかもしれないけど。理由を明確にしてそれを順序立て、だから「好きです(結論)」というスタイルはまだ理性がだいぶ優位です。それ、本心?と疑われても無理もありません。それに対し、この想い止められねぇ!という自制心が効かない場合にはいちいち細かく経緯や詳細を説明するところから入りません。一見馬鹿っぽいですが、感情・気持ちという面では非情に伝わりやすく感じます。

 

話を戻します。

 

食レポはこれに近いです。食レポにおいても、本当に美味しいと思うものを口にしたとき「美味しい!」が第一声であるはずなんです。口にした直後にいきなり「外はサクサクで中はトロトロです~」などとといった料理の説明や、「一見脂がキツそうですが酸味が効いてるおかげでおかげでるおかげで後味さっぱり!くどくないです」などといった味の考察とかしている時点で、胡散臭っ!と思ってしまうわけです。そんな言葉がスッと出てくる時点で、言うこと用意してただろとついつい思ってしまいます。本当は芸能界で鍛えられて高度なコメントができるようになっただけだったとしても。

 

ただし例外があります。それは、グルメな人。普段から食べ歩いて舌が肥えているが故の細かいコメントだとまだ感じられるから。一般人とは目の付け所が違うのね~という理由でまだ納得できます。

 

TVでは、視聴者の想像しやすい細かいコメントが求められているようですが、ということは分かりやすい食レポを視聴者からも求められているということなんですかね?だとしたら僕みたいなのは限りなく少数派ですね。だって、そもそも食レポ自体必要性感じてないし。ひねくれてるし。ただの寝言です、気にしないで下さい。

 

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