こたつウサギの寝言

思ったこと・感じたことをつらつらと

自己啓発にハマる人の特徴を考察

本やセミナーなどという形で展開されている自己啓発なるもの。なぜだか知らないけど、どっぷりハマっている人が僕の周りにもチラホラ。

 

そもそも大勢に向けて発信している時点で、それが自分に有効な方法じゃない可能性だって十分あります。人それぞれ向き不向きがありますから。1人1人の性格や人柄を考慮していない以上、絶対に効果のある成功法なんてありません。全員に当てはまるわけがないんです。

 

そんな、ちょっと考えたらすぐに分かる問題に気づかず、多額の金を注ぎ込んだりして教えを乞う姿勢にはもはや疑問しかありません。

 

そこで今回は、自己啓発にハマる人の特徴を勝手に考えていこうと思います。では、スタート。

 

学んだだけで満足しちゃう

 

自己啓発にのめり込んでしまう人の1つ目の特徴は、実際に行動には移さないということです。

 

勉強そのものが目的と化しており、学んでいる自分に満足して終わり。お金持ちになりたいとか言ってる割にお金を無駄にしていることに気づいていません。学んだらそれを実行しないと学んだ意味がありませんし、それが本当に効果のあるものなのかの判断すらできません。

 

また、自分に自信がないからハマるという理由もありそうです。自己啓発ではよく誰でも変われるとかそのままのあなたでいいとかいう台詞がありがちですが、ああいう言葉によって自分に自信が持てることに価値を見出していると、行動にまで移さないのではと考えられます。自信を持てたことで自分が生まれ変わったように錯覚してしまい、満足してしまう。実際は何も変わっていなくても。

 

他人に答えを求めてしまう

 

何でもかんでもすぐ人に答えを聞こうとする人がいますが、これも自己啓発にハマる人の特徴です。

 

すぐ人に聞くというのは、要するに楽して成功したい人の陥る行動です。無駄を省いて最短距離で成功をつかみたい人が最もハマるんじゃないかと。

 

何度も言うように、全員に有効な唯一無二な成功法はありません。一般的な答えが自分には合わないことだってあります。自分の性格なんかは自分の方がよく分かっているわけですから、自分ならどういう方法をとるべきか考え、失敗するうちにオリジナルの答えが出てくると僕は思います。結局は急がば回れということです。

 

また、目標がぼんやりしている人がハマりやすいという意見もありますが、それは半分正解で半分間違っていると思います。確かにぼんやりしている人もハマりやすいですが、目標が明確でしっかりしていても自分で考えずすぐ人を頼る人もまたハマりやすいものと考えます。

 

情報の取捨選択ができない

 

一番の特徴はこれだと個人的には思っています。

 

根拠がない情報、むしろ間違っている情報でも彼らは純粋なので信じてしまいます。その吸収力はまるでスポンジ。何でもかんでも鵜呑みにして吸収します。

 

そこには、自分の頭で1回考えて本当に正しいのか考える過程は一切ありません。朝型になれば成功する!と言われれば、「そうなんだ!じゃあ早起きしよう!」となるわけです。実際は朝型か夜型かは遺伝子で決まっていて、根本から変えることは不可能であるのに。

 


 

どうやら自己啓発にハマる人というのは一説によるとメンタルが弱く、病みやすいらしいんだとか。ハマるからメンタルが弱くなるのではなく、弱いからハマるようです。考えてみればメンタルが強く自信があってやるべき事を分かっている人が、わざわざ自己啓発本を読むはずがありませんもんね。