【脱思考停止】大学生のバイト、どれくらい稼げればいいのか把握してますか?
どうも、ダービーです。
たまに、バイトなんてやる意味ねぇ!という記事を目にしたりするのですが、個人的には半分賛成・半分反対です。
結論から言ってしまうと、目的のないバイトならダラダラ続ける意味はないというのが僕の意見です。
あなたは、何のためにバイトをしていますか?
この質問にすんなり答えられる方は、とりあえず一安心‥‥と思ってはいけません。まだ他にも考えるべき点があります。
例えば、どれくらいあれば足りるのか。あなたは把握していますか?
ということで、今回は大学生はバイトする際にどれくらい欲しいのか把握しておく必要ありというテーマを深く掘り下げていきます。
・ただなんとなくバイトしている人
・バイトの目的はハッキリしている自信がある人
・なるべくバイトをしたくない人
バイトをする目的
まずは簡単に、どういった理由からバイトを始めるのかという点について考えていきます。
↓こんな感じでしょう。
①生活費を稼ぐ
②学費を稼ぐ
③社会勉強になる
④人脈・友達作り
⑤周りがやっているからなんとなく
⑥貯金
⑦自由に使えるお金が欲しい
⑧社会に貢献したい
おそらくですが、まあ⑧はほとんどいないでしょう。いたとしても、③⑧は就活用に理由を書き換えただけの可能性が高いと勝手に予想しています。
周りの人を見た感じでいくと、主に⑤⑥⑦が多い気がします。あまり、生活に困窮している人は僕の周りにはいませんでした。
もちろん、僕もバイトはしていました。
一番の理由は、部活動でかかる部費や遠征費をまかなうためです。まあ、自分が好きでやってることですから、親に出してもらうわけにはいきません。そういった意味では、⑦に当てはまると言えるでしょう。
目的別の最低ライン
上で挙げたのは、バイトをする目的とされているものですが、正直それだけでは不十分です。
その目的を満たすためにどれくらい稼げれば足りるのか考える必要があります。
ここでは、メジャーな目的と思われる⑤⑥⑦を取り上げ、どれだけ稼げれば足りるのかという観点で掘り下げていきます。
⑤周りがやっているからなんとなく
これに関してはそもそも目的がないので、問題外です。キングオブ思考停止です。
第一歩として、どんな理由があってバイトしているのかを今一度よく考え明確にする必要があります。でないと、辞め時が曖昧になりダラダラ続けやすくなります。
また、これといった目的がないまま始めた人にありがちな言い訳が1つあります。それは、職場に良い人が多いとか居心地の良い、愛着があるといった後付けの理由です。これは、ハッキリとした目的がないことを棚に上げた結果の迷言と言えるでしょう。
まずは目的を見つけてください。でなきゃ、どれくらい稼ぐ必要があるのかも分かりません。
⑥貯金
将来何があるか分かりませんし、不安を取り除くという意味である程度の貯金は大事です。
しかし、貯金=正義とは限りません。特に若い大学生のうちから、せっせと貯金していたら勿体ないことこの上なし。
確実に自分に投資する方が賢明と言えるでしょう。ですから、使う前提でバイトの必要性を考えることが大事です。貯めることに意味を見出してはいけません。
何のためにバイトしてるの?と聞くと「貯金!」と答える人がいますが、賢いように見えて実は何にも考えていません。
よって、貯金を主な目的にしている方の場合、自己投資に回す分+貯蓄する分(ある程度)だけ稼げれば問題ありません。
必要以上に働いて時間を無駄にするのはナンセンス。これくらいあれば十分、というラインを持たずにただボーッと何も考えず働くことこそ、思考停止状態と言えます。
自己投資の重要性について、1つ例を出してより詳しく説明していきましょう。
RPGゲームで、あなたは現在初期装備です。
◯後で金欠になるのを恐れたあなたは、とりあえず装備はそのままで雑魚キャラを倒して必死に貯金。
⇩
これが、まさに貯金をメインとしたバイト生活です。着実に貯まっていく一方で、稼げる額は少ないまま。
◯今あるお金でより強い装備を身につけ、より強い敵をたくさん倒すことでもっと高額な報酬をゲット。
⇩
これが、自己投資を行った場合です。先に自分に投資したおかげで、一匹倒すだけで高額の報酬を得られるようになりました。
要するに、今の自分が稼げる額には限界があるから、自分の能力を上げて未来のパワーアップした自分に稼がせる方が効率的ということです。
⑦自由に使えるお金が欲しい
多くの大学生がバイトをする一番の理由と言えるのが、これ。(僕もこれ)
しかし、これには1つ大きな落とし穴があります。
それは、上限がないということ。
学費を稼ぎたいなどの目的であればその分稼げればいいのですが、自由に使える分というものに制限はありません。
よって、これが主な目的の方は、必ずどれくらいあれば満足するのか胸に手をあてて考える必要があります。
別に、これを目的にするのがダメと言っているわけではありません。
ただ、自分の支出がどれくらいなのか、そのうち欠かせないのはどれくらいなのか考えないと、貯金目的と同じように、必要以上に働いて時間を無駄にすることになります。
個人的には、自分が必要とする分+貯蓄する分(ある程度)あれば、十分だと思います。欲を言えば、遊びだけじゃなく自己投資に回せる分があれば尚良し。
貯蓄する分とは
⑥と⑦において、「貯蓄する分ってなんやねん!」と思った方もいるでしょう。
これを入れたのは、臨時支出に対応するためです。
特に大学卒業間近になると、卒業旅行の話題が出始めます。参加するのであれば、自ずとお金が必要となりますよね。
まさか、この分を稼ぐために大学4年の冬になっても尚バイトをし続けるつもりですか?時間に自由がきく最後のチャンスをバイトに使うのは勿体ないでしょう。しかもその目的が卒業旅行なら尚更。
そこで、予め少しずつ貯蓄することをおすすめします。別に、卒業旅行前提でなくて構いません。卒業に伴い引っ越しなど他にもお金がかかる場面は考えられます。
もちろん、ドカンと一気にバイトを入れてあとは必要最低限分だけ稼ぐというやり方でも問題はありません。ただ、短期間にかなりの負担がかかるので、ちょっとずつの方が現実的かなと思います。
まとめ
アルバイトは基本的に雇われる側がちょっと損します。
どんなに忙しくても時給制なので給料は変わりません。おまけに、社員と業務が同じでも給料には差があります。さらに、あなたの1時間に900円前後の価値が勝手に付けられます。
とするならば、尚更学生側は何のために働いているのか・どれくらいバイトするのか考える必要があります。
人によって必要とする額は違いますから、数字を示して「これだけあれば間違いない!」とは言えません。ただ、自分が何のためにバイトしているのか考えるきっかけになれば幸いです。そして、是非計画的にバイトをして欲しいと思います。
現在、僕の周りでは卒業旅行に行くために必死にバイトしている人がかなりいます。貴重な時間の使い方としてとても賢いとは言えません。こうはならないように。
まあ僕は、もうバイトしてないし貯蓄は十分あるけど、卒業旅行は行かないんですけどね。