こたつウサギの寝言

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内向型のための初対面雑談戦略

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どうも、ダービーです。

 

内向型人間は何気ない雑談が苦手とよく言われています。

 

このように言われる理由はいくつかあります。

 

・頭の中で考える時間と量が多い

・リアクションが薄い

・相手の気持ちを考えて言葉選びに慎重

・意味ない会話が苦手

 

「無口」や「何考えてるか分からない」と言われる人は内向型である可能性も十分考えられます。そして往々にして何気ない雑談が苦手です。

 

かく言う僕も、雑談は苦手です。あまりに苦手すぎて、もはや沈黙がこれっぽっちも怖くありません。しかし、ある意識をしただけで心が軽くなり、特に初対面の相手との雑談に対するハードルがグンと下がりました。今では普通に楽しめる程度にはなりました。

 

日常過ごしていると、苦手だから雑談しなくていいという場面ばかりではありません。時には避けられない場合・した方がいい場合があります。

 

そこで今回は、「初対面」というポイントに絞って内向型のための初対面雑談戦略というテーマで考えていこうと思います。内向型もしくは雑談が苦手な方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

雑談には役割がある

 

先ほど、雑談をした方がいい場合があると言いました。その理由が、これ。雑談にはちゃんとした役割があるからです。もちろん全てにおいて当てはまるわけではありませんが。

 

考えられる役割は以下の通り。

 

・アイスブレイク

・コミュニケーションを円滑にする

・自分の気持ちが楽になる

・相手を気持ちよくさせる

 

初対面の相手の場合、緊張緩和を目的として雑談は大きな意味を持ちます。信用を獲得するというメリットもあるでしょう。また、普段から良好な関係を築き、互いの価値観を把握していると、伝達も円滑に進みます。

 

さらに、雑談をすることでその場の空気が軽くなり、自分のためにも作用します。そして、相手の気分を良くすることも可能となります。

 

このように振り返ってみると、雑談はかなり多くの役割を持っていそうです。だからこそ、苦手だからという理由だけで諦めてしまうのはもったいないのです。

 

「喋る」ではなく「喋らせる」

 

早速結論です。自分が「喋る」のではなく、相手に「喋らせる」のを意識することが大切です。

 

人間は基本的に喋るのが好きな生き物です(独断)。それは、無口な人も然り。無口だと思っていたけど話しかけてみた・質問してみたら意外と話してくれた、という経験は誰しもあるでしょう。

 

そして、特に好きなのは「自分の話」。自分のことを話す時に一番満足感が得られます。

 

これを踏まえ、内向型で雑談が苦手な人が取るべき策は1つ。相手になるべくたくさん喋らせることです。

 

要は、聞き上手になればいいということです。ぺちゃくちゃノンストップで話す話し上手は、人によっては嫌いと感じることもあります。が、聞き上手が嫌い、という人はあまり聞きません。

 

これなら、自分がたくさん話す必要はありません。考えてから言葉を発するまでに時間がかかる内向型にとって、ストレスは少ないのではないでしょうか。

 

要約します。

より多く相手に話させることで、その相手は心地よくなります。そして、その要因を自分だと認識させることが真の目的です。

 

内向型の強みを生かす

 

相手にたくさん喋らせよう、という話をしました。ただ勘違いしてほしくないのは、自分は相手の発言待ちでいいというわけではないということです。

 

これでは、相手に大きな負担がかかります。気を使わせすぎて嫌われる可能性も。

 

そこで生かすべきは、内向型の強みである他人の気持ちに敏感という点です。

 

内向型は他人の気持ちにとても敏感です。表現のされ方は様々。「考えすぎ」や「気にしすぎ」と言われることもあります。ただ、メンタリストでもないのに相手の感情やしてほしいことを即座に感じ取り、対応するなーんてことも。

 

これを生かし、相手はどんな人でどんなことに興味・関心があるのか、どんな話題が好きそうかなど、相手の気持ちに寄り添って質問を投げかけることで、相手のおしゃべりスイッチをオンにすることができます。

 

そうすれば、もうこっちのもの。相手の話の中からさらなる質問となり得る「ヒント」を集め、次の弾(質問)を装填(準備)します。注意すべきは、相手の守備範囲内の話題を提供することです。

 

最終的な目標は、こちらがいちいち質問せずとも色々話してくれる段階まで持っていくことです。

 

相槌が大事

 

上手く相手にノリノリで喋らせることに成功したとしても、相槌が適当だと意味がありません。ちゃんと聞いてくれていない、と思われた時点であなたの評価は下がります。

 

特に、内向型はリアクションが薄いことが多いです。僕を含め、周りの内向型人間を観察すると、反応が薄く「何考えてるか分からない」と言われることが多々あります。

 

捉え方によってはミステリアスとも取れるので、むしろ良いことのような気もします。しかし雑談という場面では、反応の薄さは命取りです。

 

僕が心がけているリアクションは以下の通り。

 

・ちょっとオーバーリアクション気味

・適度に「へぇ~」「ほうほう」「そうだね」など

・うなずきと目の見開き

 

自分で丁度良いと思っていても小さいと思われることが多かったので、ちょっとオーバー気味に反応しています。また、相手の話の丁度良いタイミングを見計らって相槌も打っています。

 

そして、うなずきと目の見開きですが、これらは一番手っ取り早くできるリアクションだと個人的には思っています。声を出す必要もないので簡単お手軽です。

 

まとめ

 

友達同士の雑談は、ただの生産性のない会話となることもしばしば。しかし、初対面の相手ではわけが違います。

 

本当は気が合う人だったとしたら、その雑談1つで「コイツとは仲良くなれないな」と思われてしまうと、チャンスを逃すことに繋がります。

 

また、仕事など関係を築くのが大切な場合、雑談ができないと自分に跳ね返りが来るかもしれません。

 

苦手ならば苦手なりに、内向型ならば内向型なりの攻略をすれば、外向型にも劣らない雑談力を身につけられるかもしれません。(どちらかというと外向型は自分が話したい人が多いし)

 

ちなみに僕は、初対面には強くても知り合い相手の雑談は未だに苦手です‥‥。

 

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