【落とし穴】節約して精神的貧困になる人の特徴
どうも、ダービーです。
よく、節約しよう!とか節約は大事!みたいな意見が世の中にはありますよね。1年で100万貯めました!みたいなブログもよく見かけます。
ただ、ここで注意しなくてはいけない点が、一つ。
節約しすぎて(節約のしかたを間違えて)精神的に貧困になる可能性があるということです。
何を隠そう、僕がその1人。
大学時代、食費を抑えそれ以外の出費を極力ゼロにする‥‥。そんな生活を丸2年はしました。その結果、日々の楽しみゼロ・貯金ばかり貯まる一方という、まさに精神的に貧困状態でした。
今回は、節約して精神的に貧困になる人の特徴について、僕の体験談から考えていこうと思います。
結論:自分の気持ちを軽視している人
早速結論です。ズバリ、自分の気持ちを軽視している人です。
言い換えるとしたら、やせ我慢している人・自分の気持ちを抑えすぎる人とも言えます。
人にはそれぞれ価値観・大事にしたいこと・理想の暮らしがあり、それは十人十色です。これをスルーして、一般化された節約術を頑張ったところで、満足感・充実感は得られません。
自分にとって、何が大事なのか・何が要らないのかを考える必要があります。でないと、いわゆる節約術とやらに、精神を蝕まれます。
事実僕も、大好きなゲーム・本などの出費をケチって、家で1人抜け殻みたいになってた時期もあります。(今考えるとバカだった)
自分の中の優先度を考えよう
具体的に何をすれば精神的貧困を回避できるのか。
それは、自分の中の優先順位を考えることです。
断捨離と一緒。あれは要らない、これは要る‥‥というように、自分にとって欠かせないモノとどうでもいいものに区別して、無駄なものを洗い出します。
ここがハッキリしないと、正しく節約はできないと思われます。だって、無駄かどうかが分からないのなら、手当たり次第シビアに節約 or 全部中途半端に節約しかできませんからね。
メディアの情報を鵜呑みにしてはいけない
ここで言う「メディアを鵜呑みにするな」は、別にメディアの情報が間違っているからというわけではありません。むしろ、正しいとも言えます。
その証拠に、「固定費から削減しよう!」というのはどう見ても正しい意見です。流動費にはばらつきがありますし、努力量のわりに効果が少ないことがほとんどですから。無理せず節約するなら、固定費から見直すのが得策です。
ただ、ここで考えなくてはいけないのは、自分に置き換えた時にそれが果たして本当に当てはまるのかということです。
僕の場合、快適なネット環境は譲れません。なんならもっと高くても快適になるなら乗り換えます。なぜなら、それが僕の中において優先順位が高いからです。たとえ固定費であっても。
これ以外にも、様々な場合が考えられます。
などなど。固定費だとしても削りたくない人はごまんといるはず。
つまり、固定費から見直すという一般論が必ずしも通用するわけではないということです。
自分の優先度に合わせて、たとえ固定費でも譲れないところは譲らなくてもいい、というのが僕の意見になります。それを失って不満を抱えるより、よっぽどマシです。
まとめ
今回は、節約して精神的貧困になる人の特徴と、そうならないための方法について持論を展開しました。
確かに節約は大事です。老後の不安もあるでしょう。
しかし、将来のことばかり気にして、今という貴重な時間をどぶに捨てるようなことだけは避けなければなりません。
自分にとって何を削るべきか、何を守るべきか。
闇雲に節約すれば幸せになれるわけではないよ、という話でした。おしまい。