目立たないけど絶対にやめるべき話し方
どうも、ダービーです。
僕は内向的な性格ということもあり、普段の会話でも「聞き手」に回ることがほとんどです。黙って人間観察なんかをふと始めてみると、気になる話し方をする人がなかにはいらっしゃいます。
僕は普段「絶対」とか「~べき」なんて言わない方ですが、今回に限っては断言します。
これから挙げるような話し方は絶対にしない方がいいです。
ということで今回は、目立たないけど絶対にやめるべき話し方というテーマで話していこうと思います。
①マトリョーシカ ~かぶせる~
どういうこと?と思う方がほとんどだと思うので説明します。
要は、他人の発言に自分の話をかぶせてくることを指します。
ここで主にかぶせてくるのは、相手の話より規模の大きな・上位互換の内容です。察しの良い方は分かると思います。ええ、そうです。つまりはマウントです。
これは言わずもがな嫌われます。
自分が「来週京都行くんだ~」と言った直後に「私は来週イギリス行くよドヤッ」と言ってきたら、誰だってぶん殴りたくなるはずです。
そして、これの何が厄介かというと、マウントの上に更にマウントをとって対抗する人がいるということです。被せた上からさらに被せる‥‥。まさにマトリョーシカです。
今すぐにやめましょう。実害がなくても、見てて不愉快+みっともないです。
②アタック返し ~否定から入る~
いますよね、何でもかんでも否定から入る人。あれって会話の腰を折るだけで、誰にもなんのメリットもありません。
百歩譲って議論の場ならまだギリ分かります。でもただの会話、盛り上がりたい平和な場では邪魔者でしかありません。
仮に、相手の発言・意見をバレーボールのアタックとします。そうすると、たいてい滅多なことがない限りは、まずレシーブで相手の話を受け止めます。それをトスで上げて(リアクション・話を広げて)から最後にアタック(反応・共感・意見)で返します。これが一般的なコミュニケーションです。
それに対し、脊髄反射のようにまず否定から入る人は、相手のアタックめがけてジャンプし、ここぞとばかりにいきなりアタックを叩き込んできます。
バレーの試合ならアリですが、会話という場面においては、相手も周りの第三者も「はぁ?」という反応になることでしょう。
おそらく、自己顕示欲が強い or 頭が良いと思われたいが故の行動だと思われます。まあ、その時点で頭が悪いわけですが。
友達を失うのでやめましょう。場がしらけます。論破したいなら他所でお願いします。
③西部劇 ~自分が話す準備万端~
簡単に説明します。要は、いつ自分が話そうか常に様子を窺っている人のことを指します。
自分が話そうと思っている話題はすでに準備完了。すなわち、すでに拳銃に弾を装填した上で安全装置も外した状態。あとは良きタイミングで早撃ちするだけ。
会話のキャッチボールを楽しむこと以上に、いかに自分が言いたいことを言うかに重きを置いた悲しきコミュ障とも言えます。
この手の人には、共通する特徴が1つあります。それは、他人の話に対する反応・返しがウソみたいに薄いことです。「あ~」や「へ~」など、文字通り見事な棒読みで反応することがしばしば。
たまに「へぇ~!」と良いリアクションをしたかと思いきや、それは、自分の話したい話題を繰り出すチャンスが来たことによる興奮に過ぎません。
これに対して僕が思うのは、ただ一つ。
「あ~、やっと話したいこと話せるんだね。おめでとー(棒読み)」
そんなに自分が話したいなら、大人数が集まる場ではなく1対1にしましょう。1人当たりの話す時間が増えますよ。まあ、そんな人相手に付き合ってくれる友達がいればいいですけど。
まとめ
今回挙げたのは、意識しなかったら気づかない程度の話し方かもしれません。ですが、僕みたいに気にしやすい人からしたらめちゃくちゃ気になるのも、また事実。
会話は本来、キャッチボールのようなやりとりがあって初めて成り立ちます。
マウントやオール否定などは、言ってしまえば、投げてきたボールを手で払って新しいボールを投げ返すのと同じことです。
友達を失いたくなければ、これらは極力しないようにしましょう。もしくは、同じ話し方をする人を友達にしましょう。上手くいくとは思えないけど。