見落としがちな小さな出費「ラテマネー」とは
どうも、節約家のダービーです。
よく節約するには、大きな出費である固定費から見直せ!と言いますが、それだけでは節約できない人もいます。
そんな人はどこに原因があるのか。
ズバリ、ラテマネーと呼ばれる小さな出費です。
今回は、見落としがちな小さな出費である「ラテマネー」について考えていきます。
もくじ
ラテマネーとは
簡単に説明すると、日常何気なく使っている小さな出費のことです。
名前の由来は、そのまま、ラテ・コーヒーといった日常の小さな買い物。
例としては、コンビニや自販機でのちょっとした買い物など。ペットボトル飲料やタバコ、ちょっとしたお菓子などなど、多岐にわたります。
積み重なることでやがて大きな出費に膨れあがっていることも。
ラテマネーの厄介な点
①自覚しにくい
1つ1つは小さな出費であるため、特に気にもせずガンガン使っていることもあるのが、ラテマネー。
「これくらい大丈夫っしょ!」と思っていたら、いつの間にか大きなダメージになっていることが多いものです。
さらに、レシートが鬱陶しくて毎回もらうのを断るという人が多いのも事実。これでは、いくら出費したのかすら、記憶の彼方。存在自体が忘れ去られます。
②ついつい無駄遣いしちゃう
仕事終わりの帰宅途中なんかは、特に注意が必要です。なぜなら、ついついコンビニで色々買ってしまう可能性が高いからです。
毎日コンビニに立ち寄る習慣がある人は、何かしら買ってしまっていることでしょう。無理もありません。疲れた自分にご褒美という名目で「今日はいっか!」とついつい買っちゃいますからね。
特に、コンビニは誘惑の塊です。気軽に立ち寄れるし、美味しそうなものがすぐ手に入る環境が整っています。
事実、僕もかつてバイト終わりに晩飯のために毎回立ち寄っていました。そのたびに出費は1000円超え。一食で4桁はさすがにヤバイですね。
浪費してしまう人の特徴
誘惑に弱い人
すでに述べたように、「ま、いっか!」というスタイルの人は、振り返って見ると相当の出費となります。
そのうち、特に疲れても頑張ってもいない日にも自分にご褒美を与えてしまいます(経験者だから言ってます)。「今日だけ!」がいつの間にかほぼ毎日になってたり。
自制心がある人の場合、「いや、これは今要らないぞ?」と一旦立ち止まれますが、誘惑に弱いと毎回欲望に素直な行動を取ってしまうので、注意が必要です。
習慣になってしまっている人
欲望云々ではなく、日々の習慣になっていると、なかなか出費の大きさには気づけません。
毎朝のコーヒーやタバコなんかは良い例です。どちらも言ってしまえば嗜好品。しかも、毎日となるとかなりの出費となります。
僕の場合、コーヒーもタバコも要らない人間なので、ここの部分では出費ゼロ。それだけでも大きな差にはなってきます。
さらに、習慣になっているということは、そう簡単に改善することもできません。無意識レベルでやっていたことを意識的に抑制するのは相当ツラいことですし、そう続かないと思われます。
甘く見ている人
「これくらいどうってことないっしょ!」という人も浪費してしまう可能性が大です。
たしかに、1つ1つは小さな出費なのでダメージは少なそうですが、集めてみるとウン万円なんてこともザラです。
また、すでに述べている通り、自覚しにくい部類の出費です。小さな出費だからレシートは要らないや、と値段を気にしていないと、いくら使ったのか把握すらできません。
改善するきっかけすら得られにくいので、自分で気づくしかありません。
ストイックと呼ばれる、僕の節約術(一部)
一部ですが、僕の節約方法をご紹介します。
ずばり、極力コンビニに行かないことです。
何を当たり前のことを!と感じる人も多いと思うので、もう少し具体的に紹介します。
コンビニのペットボトル飲料を完全に無視することです。
本当は、スーパーでもダメです。理由は簡単。高すぎるからです。
じゃあ、飲み物をどうしているのか。それはズバリ、お茶パックです。たとえ2リットルだとしても、ペットボトルは高いので、アウトにしています。
ここで少し比較してみましょう。
・500mlペットボトル(120円) ‥‥ 240円(1リットル当たり)
・2リットルペット(150円) ‥‥ 75円(1リットル当たり)
・お茶パック50袋入(500円) ‥‥ 10円(1リットル当たり)
500mlに関しては、コンビニのプライベートブランドなんかだともう少し安くなりますが、あくまで平均です。スーパーでは60円くらいのものもありますが、それでもお茶パックには遠く及びません。
お茶パックは1袋で1リットルです。値段は少し高めにザックリ出しているので、本当はもっと安く抑えられます。
いずれにせよ、多少の誤差があったとしても埋められないほどの大きな差が出ています。
これはあくまで一例ですが、このようによく考えると高くついているものがコンビニをはじめたくさん売られています。
まとめ
今回は、見過ごされがちなラテマネーと呼ばれる出費について考えました。
たしかに、固定費を見直すのは効果絶大です。しかし、それだけで安心して浪費していては元も子もありません。
固定費と同時に、普段何気なく使ってしまっている出費に気づき、改善することも併せて必要となります。
かといって、僕のように切り詰めてストイックにしなくてもいいと思います。月の食費が2万円を切る生活が苦となる人も当然いますから。
ぜひ一度、余分な出費がないか、あるとしたらいくらなのか考えてみてはいかでしょうか?