こたつウサギの寝言

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「帰れ!」→「なぜ帰るんだ!」を言ってしまう人を考察

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こんにちは、ダービーです。

 

世の中には理不尽に感じることがたくさんあります。

 

その1つが、「帰れ!」と言っておきながら帰ったら「なんで帰るんだ!」という矛盾してるやつ。主に部活動や会社などの組織において、上の立場の人が言う場合が多いでしょう。

 

これ、実際そこまで言われる筋合いがない場合に言われたら、かなりダルいこと間違いありません。心の底では帰れと思ってないのが丸分かりの状態で、「帰らない」という選択を半強制的に取らされるのだから。

 

また、「帰らない」という選択はむこうの意図した通りの行動になります。Mr.あまのじゃくの僕からしたら、相手の思い通りに動かされてる感が耐えられません。

 

そこで今回は、「帰れ!」と言っておきながら帰ってほしくない人の理由を考察していきます。

 

この主な目的は、面倒な人を適度にスルーするためです。こうした人を前にしたときに、むしろ「こういう人なんだな、可哀想に。」と捉えられれば、余計なストレスを抱えなくて済みます。

 

帰ってほしくないのに「帰れ!」という理由

 

感情のコントロールができないから

 

1つ目の理由は、単に感情のコントロールができないからです。

 

例えば次のようなものが近いと言えるでしょう。

 

 

・晩飯に不満を言ったら「じゃあもう食わなくていい」という母

 

・「やる気無いならもう来るな!」という部活の顧問

 

・すぐ「責任者出せ!」と言うクレーマー客

 

・嫌なことがあると全て「最悪~!」で片付ける人

 

 

これらに共通するのは、小さな怒りを抑えきれずに極端なことを言っている点です。

 

ポイントは、極端なことを言っているということです。

 

普通なら、イラッとしながらもある程度理性が働くので、極端な発言はそんなに生まれません。感情のレベルに合わせた対応が可能です。もし上述したようなことを言うとするなら、それは心の底から思っている場合がほとんどでしょう。

 

しかし、感情のコントロールができない人は違います。本当に思っていなくても反射的に言葉が出てきてしまいます。感情にまかせた発言になるので、ちょっとのイライラでも「もういい」や「帰れ」などという極端な言葉がちょくちょく出てきます。でなきゃ、雨降ってるだけで「最悪~」なんて言うはずがありません。もっと他に最悪なことあるだろ。

 

 

マウントを取りたいから

 

2つ目の理由は、精神的にマウントを取りたいからです。

 

まず、「帰れ!」と言うことで、言われた側は帰るか帰らないかという(実質選択肢1つの)選択を迫られます。

                 

当然言われたとおり帰るわけにはいかず、居残ります。

                 

本当は半強制的な選択であるにも関わらず、自ら進んで「帰らない」」という選択をした(自主的に残った)ということにされます。

 

 

このように自主的に残ったというテイにするのは、「帰れ」と言った側にとってメリットしかありません。なぜなら、その後自分の思い通りに支配しやすくなるからです。

 

頼み事・指示を受け入れてもらいやすくなるし、もし断られたり躊躇したりしても「お前が帰らないという選択をしたんだよな」と言われればぐうの音も出ません。完全にむこうのペースです。

 

精神的にマウントを取ろうとしているのは、次のような言葉からもうかがえます。

 

「あれ、お前帰れって言ったよな?」

 

これです。

 

本当は帰れなんて思ってもないくせに、トドメと言わんばかりの追撃で精神的に追い詰めてくる人が中にはいます。必要のない追い詰めをしてくるのは、マウントを取るため以外にありません。メリットがありませんから。ですから、この台詞を使ってくる人には特に注意が必要です。

 

まとめ

 

今回は、「帰れ!」と言っておきながら「なぜ帰るんだ!」という矛盾した発言をする理由を考察してみました。

 

よくモンスター新入社員というような形で、「帰れと言ったら本当に帰った」という話があります。この理由は大きく2つあるように思います。1つは、単純にその場の空気や相手の意図をくみ取れないから。2つ目は、帰ってはいけないと分かりながら、嫌気がさして反抗して帰ったという可能性が考えられます。

 

後者という可能性がある以上、「言われた通り帰るなんて非常識!」と一概に言えるわけではありません。帰った本当の理由は、上司の思ってもいない「帰れ!」に呆れたからかもしれません。

 

ここで1つ注意しなければならないのが、「帰れ」と言われても仕方がない非がこちらにある場合です。この場合は、「また変なこと言ってんな」で済ませてはいけません。こちらが反省し改善する必要があります。

 

そこまで非がないのにも関わらず、理不尽に「帰れ」と言われたり割に合わない扱いを受けたときのみ、捉え方を変えてみて下さい。無駄なストレスだけ排除するのが目的です。

 

以上、勝手な妄想でした。おわり。

 

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