OB・OGが何かにつけて出身校に足を運ぶ4つの理由
どうも、ダービーです。
先日、僕が卒業した高校の学校祭（厳密に言うと前夜祭）に顔を出してきました。理由は簡単、僕の弟が現在その高校に通っているからです。
詳しくは言えないですが、その前夜祭ではステージ発表があり僕の弟も出ていたから母親と見に行ったわけです。で、そこですごく気になったことが1つ。
卒業生多くね？ということです。100歩譲って現役高校生と学年が重なっている（今の高3と2歳差以内）人が見に来るのは理解できます。だって高校時代に関わりのあった人がいるから会いに行くという明確な目的があるから。
問題は今の高校生と全く関係の無い卒業生です。なぜ来るんですかね？この場合の僕は一応保護者に入ります。が、中には僕と同じ学年で兄弟も何も居ない人がチラホラ。
来る意味無くね？と直接言ってしまいそうになるのを抑え、ここで1度関係無いOB・OGが出身校にやってくる理由を僕なりに考えてみました。
※以下、偏見注意
①「懐かし～！」と言いたい
久々に高校に行くことで、自分の高校時代の思い出を思い出したい人がこれに当てはまる。過去の思い出を大事にしているという点で、おそらく自分の高校生活がすごく楽しかったのだろう。だからといって今現在が充実していないというわけではない。ただ、過去を思い出して感傷に浸りたいだけ。
また、「懐かし～！」という感情を誰かと共有することが真の目的なので、基本2人以上でやってくる。在校生からしたら、ウザさレベル★★。関係無い人が来ることに疑問を感じる僕のようなタイプからしたらだいぶ嫌いな人種となる。
②先生とおしゃべりしたい
かつての担任や授業担当の先生と喋りたい人がこれに当てはまる。話したい内容は大学生活をしている今の自分の話と、自分が卒業した後の学校の事情について。
前者は卒業生側から「今私はこんなことしてるんです～」的なことを話したいというもの。後者はその先生から「今はこう変わったんだよ」的なことを聞いて「え～そうなの～！あの時はああだったのにね～」的な反応をしたいというもの。
在校生から見たウザさレベルは★★★★。卒業生は長いこと話したがるが、その一方でその先生に用がある生徒からは冷たい目で見られていることがしばしば。「早く終われよ」と思われていることを肝に銘じて欲しい。
③先輩ヅラしたい
①の進化形。思い出に浸ること自体が目的ではなく、あくまで「私はここの卒業生なんですよ」ということを知らしめることが最終目的なのがこのタイプ。
この手の人は、校内の歩き方や話し口調からすでに卒業生アピールが漏れ出している。まるで在校生のように我が物顔で闊歩し、明らかに「ここは私のホームです」面をしているのが特徴。
さらに、周りに聞こえる程の大きな声で「懐かし－！」と言っている場合は要注意。それは①ではなく、③先輩ヅラしたいというのが本心かもしれない。
ウザさレベルは★★★★★。実害は少ないものの、ひしひしと伝わってくる上から目線が非常に不快。在校生からは一番嫌われる。もうホームではなくあくまで一来客であることを自覚すべきである。
④暇
①～③がどれだけ当てはまっていても、暇じゃなきゃまず来ない。つまり、④に加えて①～③のいずれかが当てはまる卒業生がのこのことやってくる。
また、この「暇」というのは、時間があるという物理的な話だけではない。もちろん時間があることも大事な要素であるが、内面的な「暇」も影響している。
いくら時間があっても、自分にとって有効な時間の使い方をしたい人や行っても何も生まれないと考える人はまず来ない。
それでも来るという決断をするということは、自分の自由な時間を使ってやりたいことが特に無い・明確じゃないということが言える。
以上の4つが、卒業生が学校に足を運ぶ理由です（ド偏見）。
ちなみに在校生目線のウザさレベルに関しては、僕とよく似た性格をしている僕の弟の意見を基にしています。ここだけは決して想像ではありません。サンプル数1ではありますが。
これとよく似た疑問に、出身校の部活応援というものがあります。特に野球とか。
知ってる人が１人も居ないのにわざわざ行く必要無いじゃん、と個人的には思います。だって行かなくても結果は分かるし、行っても応援歌は歌えません。全校応援なんかしていたら余計卒業生が行く意味は無いんじゃないかな、と。
ただ、これに関しては否定はできません。出身校を応援したいという気持ちにまでいちゃもんはつけられないですから。
だからこれだけにしておきます。学校祭に来る卒業生はせめて謙虚であれ。以上。
