見落としがちな小さな出費「ラテマネー」とは
どうも、節約家のダービーです。
よく節約するには、大きな出費である固定費から見直せ!と言いますが、それだけでは節約できない人もいます。
そんな人はどこに原因があるのか。
ズバリ、ラテマネーと呼ばれる小さな出費です。
今回は、見落としがちな小さな出費である「ラテマネー」について考えていきます。
もくじ
ラテマネーとは
簡単に説明すると、日常何気なく使っている小さな出費のことです。
名前の由来は、そのまま、ラテ・コーヒーといった日常の小さな買い物。
例としては、コンビニや自販機でのちょっとした買い物など。ペットボトル飲料やタバコ、ちょっとしたお菓子などなど、多岐にわたります。
積み重なることでやがて大きな出費に膨れあがっていることも。
ラテマネーの厄介な点
①自覚しにくい
1つ1つは小さな出費であるため、特に気にもせずガンガン使っていることもあるのが、ラテマネー。
「これくらい大丈夫っしょ!」と思っていたら、いつの間にか大きなダメージになっていることが多いものです。
さらに、レシートが鬱陶しくて毎回もらうのを断るという人が多いのも事実。これでは、いくら出費したのかすら、記憶の彼方。存在自体が忘れ去られます。
②ついつい無駄遣いしちゃう
仕事終わりの帰宅途中なんかは、特に注意が必要です。なぜなら、ついついコンビニで色々買ってしまう可能性が高いからです。
毎日コンビニに立ち寄る習慣がある人は、何かしら買ってしまっていることでしょう。無理もありません。疲れた自分にご褒美という名目で「今日はいっか!」とついつい買っちゃいますからね。
特に、コンビニは誘惑の塊です。気軽に立ち寄れるし、美味しそうなものがすぐ手に入る環境が整っています。
事実、僕もかつてバイト終わりに晩飯のために毎回立ち寄っていました。そのたびに出費は1000円超え。一食で4桁はさすがにヤバイですね。
浪費してしまう人の特徴
誘惑に弱い人
すでに述べたように、「ま、いっか!」というスタイルの人は、振り返って見ると相当の出費となります。
そのうち、特に疲れても頑張ってもいない日にも自分にご褒美を与えてしまいます(経験者だから言ってます)。「今日だけ!」がいつの間にかほぼ毎日になってたり。
自制心がある人の場合、「いや、これは今要らないぞ?」と一旦立ち止まれますが、誘惑に弱いと毎回欲望に素直な行動を取ってしまうので、注意が必要です。
習慣になってしまっている人
欲望云々ではなく、日々の習慣になっていると、なかなか出費の大きさには気づけません。
毎朝のコーヒーやタバコなんかは良い例です。どちらも言ってしまえば嗜好品。しかも、毎日となるとかなりの出費となります。
僕の場合、コーヒーもタバコも要らない人間なので、ここの部分では出費ゼロ。それだけでも大きな差にはなってきます。
さらに、習慣になっているということは、そう簡単に改善することもできません。無意識レベルでやっていたことを意識的に抑制するのは相当ツラいことですし、そう続かないと思われます。
甘く見ている人
「これくらいどうってことないっしょ!」という人も浪費してしまう可能性が大です。
たしかに、1つ1つは小さな出費なのでダメージは少なそうですが、集めてみるとウン万円なんてこともザラです。
また、すでに述べている通り、自覚しにくい部類の出費です。小さな出費だからレシートは要らないや、と値段を気にしていないと、いくら使ったのか把握すらできません。
改善するきっかけすら得られにくいので、自分で気づくしかありません。
ストイックと呼ばれる、僕の節約術(一部)
一部ですが、僕の節約方法をご紹介します。
ずばり、極力コンビニに行かないことです。
何を当たり前のことを!と感じる人も多いと思うので、もう少し具体的に紹介します。
コンビニのペットボトル飲料を完全に無視することです。
本当は、スーパーでもダメです。理由は簡単。高すぎるからです。
じゃあ、飲み物をどうしているのか。それはズバリ、お茶パックです。たとえ2リットルだとしても、ペットボトルは高いので、アウトにしています。
ここで少し比較してみましょう。
・500mlペットボトル(120円) ‥‥ 240円(1リットル当たり)
・2リットルペット(150円) ‥‥ 75円(1リットル当たり)
・お茶パック50袋入(500円) ‥‥ 10円(1リットル当たり)
500mlに関しては、コンビニのプライベートブランドなんかだともう少し安くなりますが、あくまで平均です。スーパーでは60円くらいのものもありますが、それでもお茶パックには遠く及びません。
お茶パックは1袋で1リットルです。値段は少し高めにザックリ出しているので、本当はもっと安く抑えられます。
いずれにせよ、多少の誤差があったとしても埋められないほどの大きな差が出ています。
これはあくまで一例ですが、このようによく考えると高くついているものがコンビニをはじめたくさん売られています。
まとめ
今回は、見過ごされがちなラテマネーと呼ばれる出費について考えました。
たしかに、固定費を見直すのは効果絶大です。しかし、それだけで安心して浪費していては元も子もありません。
固定費と同時に、普段何気なく使ってしまっている出費に気づき、改善することも併せて必要となります。
かといって、僕のように切り詰めてストイックにしなくてもいいと思います。月の食費が2万円を切る生活が苦となる人も当然いますから。
ぜひ一度、余分な出費がないか、あるとしたらいくらなのか考えてみてはいかでしょうか?
【危険】「強みはコミュ力です!」という地雷ワード
皆さんいかがお過ごしでしょうか、どうもダービーです。
あっという間にもう6月(執筆時点で)。ちょうど去年の今頃、僕は就活真っ最中でした。
ということで、今回は就活の思い出を振り返って見たいと思います。
ズバリ、テーマは「強みはコミュニケーション力です!」という就活の常套句。ずっと前から感じていたことをここで吐き出していきます。
※個人的な意見にすぎません
そもそもコミュ力とは?
まず、コミュニケーション能力とは何か、について考えます。
簡単に言うと、他人と上手く意思疎通を図る能力であると僕は思います。
さらに、大きく分けて以下の3つに分類できると思います。
・伝える力
・聴く力
・汲み取る
伝える力とは、分かりやすく簡潔に伝えたいことを表現できること。
聴く力とは、共感力・他人の声を受け入れる器のデカさ・質問力。
汲み取る力とは、言葉を介さずとも意図を汲み取る・空気を読める力のこと。
これ以上説明すると長くなるので、今回はここで止めておきます。
これはあくまで僕の意見にすぎませんが、調べてみると同じような意見もチラホラ。あながち間違いではないとも言えます。
以上のことを踏まえた上で、僕が感じる矛盾・危険性について触れていきます。
ツッコミ① 抽象的すぎる
上記の定義(?)を見ると分かると思いますが、コミュ力とは色んな要素の集合体です。
伝えるのが得意なのか、聴くのが得意なのか‥‥。「コミュ力です!」という言葉からは具体的な中身が何ひとつ分かりません。ここがハッキリしないと、その背景・エピソードまでフワッとしてしまいます。
これは、先日書いた ↓ 趣味=ショッピングに対するツッコミと類似しています。
表現が抽象的すぎるせいで、その後「で?具体的には?」という疑問が面接官に出てきます。これでは、無駄なワンステップが発生してしまいます。
これって、コミュ力の中の "伝える力" が欠けていることにほかなりません。簡潔に分かりやすく伝えることが出来ていないんですから。まさに矛盾。
口では「コミュ力ある!」と言いながらすでに「ない」ことを露呈してしまっていることに本人は気づけません。アピール・説明に必死ですからね。
ツッコミ② 裏取りが簡単
①でも少し触れましたが、コミュニケーション能力の有無は、その場である程度確認が可能です。
面接の受け答えでも、面接官の聞きたいことに正確に応えられるか・興味無いことをダラダラ話したりしないか、などなど。
面接官とのコミュニケーションを現在進行形で行っていることから、裏取りが容易に出来てしまうのがコミュ力の恐ろしいところ。
「ご自慢のコミュ力とやらを、見せてもらおうか」と、面接官も身構えている分、余計にハードルは上がり、ダメだったときのダメージも大きいことでしょう。
ツッコミ③ 自称コミュ力マスターの枕詞
自称コミュ力ある人の中には、以下のような発言をくっつける人が出てきます。
・「誰とでも仲良くなれる」
・「初対面でもすぐに馴染める」
・「人当たりがいいと言われる」
・「いつも輪の中心的存在だった」
これらを枕詞として、「コミュ力がある」と言い張る人が就活では続出します。
先ほど、「コミュ力です」という答え方は抽象的すぎる、という話をしましたが、これらの薄い根拠をくっつける人の場合、たいていコミュ力というものを履き違えています。
コミュ力は、明るい人でも人当たりがいい人でもパリピでもありません。これらの枕詞をつけてしまうと、一気にバカ丸出しとなってしまう可能性があるので気をつけましょう。
まずは、コミュニケーション能力とは何なのか。ここをハッキリ答えられるくらいしっかり考えを固める必要があります。コミュ力という言葉を使うのは、その後の話。
ツッコミ④ 真のコミュ力ホルダーはわざわざ言わない
本当にコミュ力がある人は、「自分はコミュ力が強みです!」なんて言い方をしません。
本当にコミュ力がある人の場合、「自分は相手の話を親身になって聴くことが得意だ」・「自分は困っている人に誰よりも早く気づいて助けてあげられる」など、過去の経験を振り返ることで強みに気づくため、コミュ力という集合体ではなく要素として理解することが可能です。
よって、コミュ力などというアバウトな表現ではなく、より具体的なエピソード・背景を織り交ぜながら、要素という形でアピールできます。結果的にコミュ力の1要素だっただけ。
さらに例を挙げて説明します。
本当に頭の良い人は、自分で「俺、頭良いから」なんて言いません。そんなことを口に出して必死にアピールしている時点で頭が悪い証拠。本当に頭が良いのなら、口で言わずに形で示せばいいだけの話です。
面接でも、本当にコミュ力があるなら、わざわざ口に出さずに受け答えや質問など会話の中身で十分勝負できるはずです。
まとめ
今回は、就活でよく耳にする「強みはコミュ力です!」という言葉の危険性と雑感について触れました。
今回も、僕個人の意見オンリーです。が、実際よく考えもせずに "コミュ力" という言葉を使っている人は大勢いると思います。
使うな!とは言いません。本当に能力があるならね。ただ、気軽な気持ちで使っているなら地雷となる可能性が高いよ!・言い方を変えて分かりやすくしても良いんじゃない?と言いたいだけです。
使うとしても、深く考えた上での方が良さそうです。
以上、要らぬ提案でした。
「緊張してるの?」という厄介な質問について
皆さんどうも、ダービーです。
緊張とは、誰もが一度は経験するもの。だからこそ、他人が緊張していると和らげてあげたくなるのも人間の性。
中でも、人前で話したりプレゼンする場というのは、非常に緊張します(内向型は特に)。
良かれと思って「緊張してるの?」と、声をかけてあげたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし!この言葉にはちょっとしたデメリットも。
今回は、「緊張してるの?」という質問について持論を展開していきます。
※あくまで持論に過ぎません
「緊張してるの?」に潜むデメリット
①返答に困る
この質問に対し、何と答えたらいいのでしょうか?僕には分かりません。
仮に、「いや、してないよ」と言ったとしましょう。
このとき、「見栄張ってる」とか「強がってる」と思われる可能性も捨てきれません。それが、本音だったとしても。
また、「うん、してる」と言ったとしましょう。
すると今度は「緊張しなくていいよ」という、謎で薄いエセアドバイスを受けることもしばしば。しなくていいと言われてしなくなるのなら、そもそも緊張なんてしません。
本当に緊張してた場合には何のアドバイスにもならず、実はしてない場合には意味のないやりとりを繰り広げただけ‥‥。
どっちに転んでも、自分が緊張していてもしていなくても、ザ・不毛なやりとりであることには変わりありません。
②むしろ緊張を誘発する
緊張していたけど、何とか別のことに意識をそらし、緊張を和らげていたとしたらどうでしょう。
「緊張してるの?」の一言で強制的に再び意識させられます。つまり、緊張の再発。マイナスにしか働きません。
「そうだ、自分はそもそも緊張していたんだ」ということを頭が思い出すことで、逆戻りに。その後のパフォーマンスを下げることに繋がり兼ねません。
真・緊張を和らげる方法
本当に緊張を和らげてくれる人は、わざわざ「緊張してるの?」なんて本人に聞いたりしません。
じゃあ何をするのか。
ズバリ、和やかな空気を作ってリラックスさせます。
言葉などありません。口にした瞬間に、本人に意識させることになりますからね。
ジョークを交えてみたり、第三者にあえて話題を振って意図的に時間を作ったり‥‥。
経験則ですが、本当に相手の気持ちを考えた行動というのは、目立たないことが多いと思います。
まとめ
この主張の根底にあるのは、僕個人の経験です。
いわゆるベテランの上司の前でプレゼンをする機会を与えられた時、僕は自分でもビックリするくらい緊張していました。
この時その上司は、僕の "じっくり考えてから話す性格" を見抜き、第三者に話を振って時間を稼いでくれていました。
加えて、積極的にジョークを交えて僕をイジり、和やかな雰囲気を作ってくれていました。
これは、僕の勝手な受け取り方ではありません。プレゼンが終わった後で、手伝ってくれていたことを直接教えてくれました。
その場その場に合った最善策を提供してくれる人こそ、信頼される人なのかな、と個人的には思います。
以上~
【治らない】HSPという気質と上手に付き合うちょっとしたコツ
どうも、内向型でHSPのダービーです。
気にしすぎ・繊細・平和主義・サプライズが苦手‥‥など、これまで単体の性格的特徴として語られてきたものが、HSPという共通した気質によるものだったという認識は、徐々に広まりつつあると思われます。
すでに自分がHSPだったということに気づけた方は、だいぶ自分自身に対する理解も深まったことでしょう。
ただ、ここで一つ大きな壁にぶち当たる方もいるはずです。
ズバリ、分かっていても傷ついてしまうということです。
頭では理解できていても、どうしても傷ついてしまう・自分を責めてしまうという方は、きっと多いことでしょう。実は、僕もその1人でした。
そこで今回は、治ることのないHSPという気質と上手に付き合うちょっとしたコツについて考えていきたいと思います。完璧ではないにしろ、ちょっとした方法で悩みを緩和できた僕の体験談をもとにお話ししていきます。
傷つく・自責の原因
結論から言います。
それは、必要以上にネガティブに受け止めていることにあります。
何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、これがかなりのクセ者です。
例として、"寝坊してしまった"という状況を挙げて説明します。
こうした状況に置かれた時、HSPさんは「次は絶対にしない!」「なんてことをしてしまったんだ」と深く反省し、必要以上に自分を追い込む傾向があります。これではメンタルが持ちません。
この例においても、寝坊=悪いこと・してはいけないことだと追い込んだのは他人ではなく自分自身です。
つまり、出来事そのものではなく、自分のネガティブな受け取り方によって、自分で自分の心に追い打ちをかけているとも言えます。
そもそも、ポジティブで良い意味で鈍感な人が同じ状況に置かれた場合、「あ~寝坊しちゃった~」で終わることだって多々あります。この場合、心的ダメージはほぼゼロ。
HSPさんに完璧主義・自己肯定感が低い人が多い、と言われるのも納得できます。
ネガティブ思考に打ち勝つには
先に断りを入れておきます。ネガティブ思考は全く悪くありません。
よく、プラス思考で考えよう!というアドバイスがありますが、あれは元々ポジティブな人にしか通用しません。ネガティブ思考にだって、準備したり調べたりするための原動力という立派な役割がありますからね。
しかし、上述したように過度なネガティブ思考は、己のメンタルを破滅へ導きます。
では、必要以上のネガティブ思考を取り除くにはどうしたらいいのか?
ズバリ、リフレーミングをする(捉え方を変える)ことが重要です。
同じ出来事でも、捉え方一つでプラスにもマイナスにも働きます。
過度にネガティブに捉えてしまう傾向のあるHSPさんこそ、その捉え方を変えていく必要があります。
先ほどの、寝坊したという例をもとにリフレーミングしてみましょう。
ネガ:寝坊した → 社会人として情けない・恥じるべきことだ
ポジ:寝坊した → 寝るべき時間が分かった・睡眠の質を見直すきっかけになった
と、こうなります。
要は、前向きに捉えることで教訓とし、正しく反省することと言えます。
僕も、この方法でネガティブを緩和できました。
会社の新人研修としてプレゼンを行う際、「これはあくまで研修。完璧を目指す場ではなく、教えてもらうチャンスなんだ」と捉え直しました。
これにより、緊張が和らぎ、多少の失敗も前向きに受け取ることが出来ました。
元々落ち込みやすい性格で、立ち直りも遅いのですが、このときは終了後すぐに切り替えられました(プレゼン内容はツッコまれ放題)。
ちなみに、僕がリフレーミングをするきっかけとなったのが下記の本です。
HSPとはどんなものなのか、HSPとどうしたら上手く付き合っていけるのかについて分かりやすく書かれています。読みやすいボリュームなので、気になった方は是非。
税込みで1760円だったと記憶していますが、今後の人生の生きやすさを追求した場合、コスパは最強です。そもそも書籍としても安めですしね。
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リフレーミングするためのコツ
気にしすぎてしまうHSPさんにとって、「物事をもっとシンプルに見ればいいんだよ」というアドバイスは、完全に無意味です。
何が言いたいかというと、ネガティブに捉えすぎるのは良くないけど重く受け止めるのは構わないということです。
物事を深刻に・真正面から受け止めても構いません。それが、ネガティブ過ぎなければ。
真剣に受け止めた上で、その経験を次に生かす・教訓にするという姿勢であれば、気にしすぎてしまうHSPさんでも再現性があります。
例を挙げます。
・まあいいや、そういうときもあるし♪ ‥‥ポジティブ過ぎ
・自分はなんてダメな人間なんだ ‥‥ネガティブ過ぎ
・反省すべき点が見つかった ‥‥丁度良い
HSP特有の気にしてしまうことを許容した上で、前向きに捉えることが最適解であると僕は考えます。
理想としては、ミスなどの出来事に対してお礼を言える心の状態が望ましいと思われます。
治らない以上、柔軟性が大事
HSPは気質であり、病気ではありません。つまり、根本から治ることはありません。
であるならば、それを上手く活かす・ダメージを弱めることが不可欠です。HSPだからといって、その特徴どおりの受け取り方・傷つき方をする必要は全くありません。
できる範囲で工夫してダメージを最小化することで、
HSPであることのデメリット>メリット とすることだって可能です。
たしかに、HSPにとってツラいこと・場面というのは本当に多いです。ただ、その置かれた状況・気質を嘆くのではなく、上手く付き合っていく努力をしていくべきではないでしょうか。
まとめ
今回は、HSPという気質と上手に付き合うちょっとしたコツというテーマでお話ししました。
これは僕を含め、HSPさんがより快適に生きていくために避けて通れない道です。
ぜひ一度、無理をしない範囲で少しずつ、HSPとの付き合い方を変えてみてはいかがでしょうか?
以上、ゴリゴリのHSP、ダービーでした。
夏用ワイシャツを買いに行ったら、手が清潔になった話。
どうも、ダービーです。
5月が終わり、クールビズの季節がやってきました。
社会人1年目ということで、初めてのクールビズ。ネクタイなしでボタンダウンのみ、というスタイルに変わるのですが、I don't have ボタンダウン。
ということで、仕事終わりに買いに行くことにしました。もちろん、マスク装備済・帰宅のついでなので、不要不急の外出ではありません。
ちなみに、コロナの影響で紳士服店の売り上げもかなり落ちてるみたいですね。
入学・卒業シーズンを見越して入荷したものが思うように売れずに、どこの店もだいたい半額~2割引くらいで売られていました。
大きな問題
早速買いに行こうと思ったのですが、一つだけ不安なことがありました。
それは、サイズがなかなか無いということです。
分かる人には分かると思いますが、僕のサイズは39-86です。簡単に言うと、首が細くて腕が長いのが特徴です。
このサイズ、なかなか見つからないんですよね。ホントに。
1店舗目
サイズがあることを祈りながら入店。普通の紳士服店です。
入り口には、「マスク着用・入店時アルコール消毒」と書かれていたので、手指の消毒をして入りました。
やはり客がなかなか来ないからなのか、入って早々声をかけられました。
「39-86のボタンダウンを探してます」と告げると、店員さんは「うーん、、、」と悩みながら探し始めました。
結果、見つからず。「近いサイズならあるんですけどね~」と持ってきたのもたった一枚。
諦めて店を出ました。無理もありません、僕が特異なんだから。
2店舗目
1店舗目同様、手指のアルコール消毒して、入店。
入って早々また声をかけられました。同じくサイズを伝えた瞬間、「ウチにはないんですよね~」の一言。どうやら43~しかないみたいです。
「すみません」と言われましたが、ぶっちゃけ僕の方こそすいません、という感じです。せっかく客が来たと思ったのに、よりによって難易度が高い奴が来たんですから。
感謝を告げて店を出ました。
3店舗目
はい、またまたアルコール消毒をして入店です。
歩きで移動しているので、手はどこにも触れていないのに。ひょっとしたら、僕の手の方がアルコールボトルのプッシュ部分よりはるかにキレイである可能性だってあります。
むしろ手ェ汚くなってないかな、と思いつつ探し始めます。
‥‥10分後。やっとありました、39-86が。
よりによって置いている店でだけ、店員さんから一切声をかけられませんでした。
しかも店全体でたった4着。片っ端から手に取ります。次にどこで手に入るか分からないから。デザインなんて、無視。選べる立場ではありません。
ようやくゲット。はしごした甲斐がありました。
ちなみに、会計時、「はっ、ありがとうございます~」と絞り出したような声で感謝されました。
やっぱり、どこの店もピンチなようです。実際、全品半額でしたし。得した気分です。
感想
自分の肥満体型に悩む人も多いかと思いますが、その逆も然り。
散々消毒したこと、インドア派で普段から引きこもっていることから、店で感染拡大することはまず無いでしょう(絶対とは口が裂けても言えないけど)。
最後に一言。
アルコールが足りない中、無駄遣いに貢献してしまったことをお詫び申し上げます。
以上。
【落とし穴】節約して精神的貧困になる人の特徴
どうも、ダービーです。
よく、節約しよう!とか節約は大事!みたいな意見が世の中にはありますよね。1年で100万貯めました!みたいなブログもよく見かけます。
ただ、ここで注意しなくてはいけない点が、一つ。
節約しすぎて(節約のしかたを間違えて)精神的に貧困になる可能性があるということです。
何を隠そう、僕がその1人。
大学時代、食費を抑えそれ以外の出費を極力ゼロにする‥‥。そんな生活を丸2年はしました。その結果、日々の楽しみゼロ・貯金ばかり貯まる一方という、まさに精神的に貧困状態でした。
今回は、節約して精神的に貧困になる人の特徴について、僕の体験談から考えていこうと思います。
結論:自分の気持ちを軽視している人
早速結論です。ズバリ、自分の気持ちを軽視している人です。
言い換えるとしたら、やせ我慢している人・自分の気持ちを抑えすぎる人とも言えます。
人にはそれぞれ価値観・大事にしたいこと・理想の暮らしがあり、それは十人十色です。これをスルーして、一般化された節約術を頑張ったところで、満足感・充実感は得られません。
自分にとって、何が大事なのか・何が要らないのかを考える必要があります。でないと、いわゆる節約術とやらに、精神を蝕まれます。
事実僕も、大好きなゲーム・本などの出費をケチって、家で1人抜け殻みたいになってた時期もあります。(今考えるとバカだった)
自分の中の優先度を考えよう
具体的に何をすれば精神的貧困を回避できるのか。
それは、自分の中の優先順位を考えることです。
断捨離と一緒。あれは要らない、これは要る‥‥というように、自分にとって欠かせないモノとどうでもいいものに区別して、無駄なものを洗い出します。
ここがハッキリしないと、正しく節約はできないと思われます。だって、無駄かどうかが分からないのなら、手当たり次第シビアに節約 or 全部中途半端に節約しかできませんからね。
メディアの情報を鵜呑みにしてはいけない
ここで言う「メディアを鵜呑みにするな」は、別にメディアの情報が間違っているからというわけではありません。むしろ、正しいとも言えます。
その証拠に、「固定費から削減しよう!」というのはどう見ても正しい意見です。流動費にはばらつきがありますし、努力量のわりに効果が少ないことがほとんどですから。無理せず節約するなら、固定費から見直すのが得策です。
ただ、ここで考えなくてはいけないのは、自分に置き換えた時にそれが果たして本当に当てはまるのかということです。
僕の場合、快適なネット環境は譲れません。なんならもっと高くても快適になるなら乗り換えます。なぜなら、それが僕の中において優先順位が高いからです。たとえ固定費であっても。
これ以外にも、様々な場合が考えられます。
などなど。固定費だとしても削りたくない人はごまんといるはず。
つまり、固定費から見直すという一般論が必ずしも通用するわけではないということです。
自分の優先度に合わせて、たとえ固定費でも譲れないところは譲らなくてもいい、というのが僕の意見になります。それを失って不満を抱えるより、よっぽどマシです。
まとめ
今回は、節約して精神的貧困になる人の特徴と、そうならないための方法について持論を展開しました。
確かに節約は大事です。老後の不安もあるでしょう。
しかし、将来のことばかり気にして、今という貴重な時間をどぶに捨てるようなことだけは避けなければなりません。
自分にとって何を削るべきか、何を守るべきか。
闇雲に節約すれば幸せになれるわけではないよ、という話でした。おしまい。
目立たないけど絶対にやめるべき話し方
どうも、ダービーです。
僕は内向的な性格ということもあり、普段の会話でも「聞き手」に回ることがほとんどです。黙って人間観察なんかをふと始めてみると、気になる話し方をする人がなかにはいらっしゃいます。
僕は普段「絶対」とか「~べき」なんて言わない方ですが、今回に限っては断言します。
これから挙げるような話し方は絶対にしない方がいいです。
ということで今回は、目立たないけど絶対にやめるべき話し方というテーマで話していこうと思います。
①マトリョーシカ ~かぶせる~
どういうこと?と思う方がほとんどだと思うので説明します。
要は、他人の発言に自分の話をかぶせてくることを指します。
ここで主にかぶせてくるのは、相手の話より規模の大きな・上位互換の内容です。察しの良い方は分かると思います。ええ、そうです。つまりはマウントです。
これは言わずもがな嫌われます。
自分が「来週京都行くんだ~」と言った直後に「私は来週イギリス行くよドヤッ」と言ってきたら、誰だってぶん殴りたくなるはずです。
そして、これの何が厄介かというと、マウントの上に更にマウントをとって対抗する人がいるということです。被せた上からさらに被せる‥‥。まさにマトリョーシカです。
今すぐにやめましょう。実害がなくても、見てて不愉快+みっともないです。
②アタック返し ~否定から入る~
いますよね、何でもかんでも否定から入る人。あれって会話の腰を折るだけで、誰にもなんのメリットもありません。
百歩譲って議論の場ならまだギリ分かります。でもただの会話、盛り上がりたい平和な場では邪魔者でしかありません。
仮に、相手の発言・意見をバレーボールのアタックとします。そうすると、たいてい滅多なことがない限りは、まずレシーブで相手の話を受け止めます。それをトスで上げて(リアクション・話を広げて)から最後にアタック(反応・共感・意見)で返します。これが一般的なコミュニケーションです。
それに対し、脊髄反射のようにまず否定から入る人は、相手のアタックめがけてジャンプし、ここぞとばかりにいきなりアタックを叩き込んできます。
バレーの試合ならアリですが、会話という場面においては、相手も周りの第三者も「はぁ?」という反応になることでしょう。
おそらく、自己顕示欲が強い or 頭が良いと思われたいが故の行動だと思われます。まあ、その時点で頭が悪いわけですが。
友達を失うのでやめましょう。場がしらけます。論破したいなら他所でお願いします。
③西部劇 ~自分が話す準備万端~
簡単に説明します。要は、いつ自分が話そうか常に様子を窺っている人のことを指します。
自分が話そうと思っている話題はすでに準備完了。すなわち、すでに拳銃に弾を装填した上で安全装置も外した状態。あとは良きタイミングで早撃ちするだけ。
会話のキャッチボールを楽しむこと以上に、いかに自分が言いたいことを言うかに重きを置いた悲しきコミュ障とも言えます。
この手の人には、共通する特徴が1つあります。それは、他人の話に対する反応・返しがウソみたいに薄いことです。「あ~」や「へ~」など、文字通り見事な棒読みで反応することがしばしば。
たまに「へぇ~!」と良いリアクションをしたかと思いきや、それは、自分の話したい話題を繰り出すチャンスが来たことによる興奮に過ぎません。
これに対して僕が思うのは、ただ一つ。
「あ~、やっと話したいこと話せるんだね。おめでとー(棒読み)」
そんなに自分が話したいなら、大人数が集まる場ではなく1対1にしましょう。1人当たりの話す時間が増えますよ。まあ、そんな人相手に付き合ってくれる友達がいればいいですけど。
まとめ
今回挙げたのは、意識しなかったら気づかない程度の話し方かもしれません。ですが、僕みたいに気にしやすい人からしたらめちゃくちゃ気になるのも、また事実。
会話は本来、キャッチボールのようなやりとりがあって初めて成り立ちます。
マウントやオール否定などは、言ってしまえば、投げてきたボールを手で払って新しいボールを投げ返すのと同じことです。
友達を失いたくなければ、これらは極力しないようにしましょう。もしくは、同じ話し方をする人を友達にしましょう。上手くいくとは思えないけど。